DRAMAtical Murder(ドラマダ)1巻

主人公蒼葉は声で人を勝手に誘惑したり、親近感を与える事が出来る能力がありますが、本人は全くそれに気づかず、ごく平凡な生活を送っている青年です。

昔の蒼葉は、ライムと呼ばれる仮想世界を舞台にした電脳ゲームにハマっていて、ヤンチャをしていました。

しかしゲーム中事故に遭って、ライムの記憶だけが消えてしまいます。

それからの蒼葉は真面目に働くようになり、一緒に住む祖母のタエにも迷惑を掛けないよう生きていました。

ところがある日、仕事の配達中ライムに無理矢理引き込まれ、ライムのゲームに参加する羽目になってしまったのです。

ゲームの記憶が無い蒼葉はゲームのやり方が分からない為、どんどんHPが削られて行きます。でもやられてしまうという瞬間、蒼葉の脳は覚醒してしまい、昔の記憶が蘇ります。

ライムに巻き込まれたせいで、これ以降、事件に巻き込まれるようになってしまい、のんびりとしていた日常に異変が起こり始めます。

事故に遭ってからの蒼葉は真面目に働くようにもなり、祖母のタエにも迷惑は掛けまいと努力している所があって、平凡に暮らせていて良かったと思いますが、ライムに巻き込まれた後は、次々と事件に巻き込まれ、苦労が尽きないのがこの漫画の面白い所です。

自分の家に見知らぬ誰かがいたり、幼なじみの紅雀はその見知らぬ男に喧嘩を挑んだり・・・。

展開が早いのがこの漫画の特徴でもあります。

また無自覚ではあるものの、自分の能力を使い始めます。暴れたせいでゴチャゴチャの状態になった部屋を、蒼葉は声の力でその場を納めたりします。能力をあまり使いたく無いと思う蒼葉は、勝手に力を使っている事で、そこをどうにかしようと考えたりする所も見所です。

バトルシーンは絵が綺麗でメカニックのタッチで描かれています。

仲間同士でも仲が良く、良く飲んだりしています。友達との絆も感じられるので、友情物語を読みたい方には面白い作品だと思われます。