恋もしっかり描かれる少年漫画「七つの大罪」

「七つの大罪」は、鈴木央先生の少年漫画です。アーサー王伝説を思わせる西洋世界を舞台に、騎士や妖精、魔神の戦いと恋を描きます。

主人公のメリオダスは、見た目は少年ながら長い時を生き、圧倒的な強さを持つ、謎多い人物。王国の危機に、彼に助けを求めたのは、王女エリザベス。彼女にも、自身が知らない秘密があるようで……。メリオダスと仲間達「七つの大罪」は反逆者軍団と言われていますが、実は全員冤罪。罪を着せた黒幕は誰なのか。
やがて魔神族や女神族も巻き込んだ、大きな戦いに発展していきます。
大罪メンバーは、巨人の少女や妖精の王など、個性豊かな面々ばかり。
そして私がイチオシなのは、不死身の盗賊バン!パンクな外見と人を食った言動とは裏腹に、仲間思い・恋人思いな熱い一面があります。
彼の悲願は、自分を救う為に命を落とした恋人・エレインを蘇らせること。
バンはスラム生まれの盗賊、エレインは妖精族の聖女。何もかも対象的な二人ですが、お互いを一途に思い続ける心は、少しもブレません。
ある理由から不老不死になったバンは、恋人と再会する方法を探し続けています。

そしてエレインも、死者の国からバンを見守り続けています。

バンとエレインも、メリオダスとエリザベスも、どんな時もお互いを信じ、最優先にしています。
少年漫画だけど、恋や純愛がしっかり描かれている本作。
最近ではエリザベス・メリオダスの過去も明かされ、ますます目が離せません。
確かな絵の上手さと、魅力的なキャラクター。
恋と冒険、戦いがいっぱいのストーリーは、まさに少年漫画の王道。可愛い動物キャラも多く、オススメです。
個人的には、驚きの方法で再会したバンとエレインが、いつまでも一緒にいられるように祈っています。
いつまでもラブラブで、幸せでいて欲しいですから。